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- 2021.10.04 Monday
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こんにちは、本日は綿とポリエステル混紡の素材の染色についてご紹介します。
染めたものはこちらの白いパンツです。
素材は綿68%、ポリエステル38%、ポリウレタン2%です。
ダイロンの染料ではポリエステルやポリウレタンは染められないため、
混紡の場合は薄く染まったり、ポリエステルの部分は染まりません。
ちなみに、ポリウレタンが数%入っているお洋服は伸縮性のあるものです。
重さは485gでしたので、こちらをプレミアムダイ02 French Lavenderを2袋、
お塩500g、お湯13リットルを使用して染めます。
結果はこちら。プレミアムダイ 02 French Lavenderは元々淡めの紫色ですが、
混紡なので更に薄い染め上がりになりました。爽やかで綺麗な色合いです。
ちなみにポケットの部分に刺繍がありましたがこちらもほぼ色はついていません。
ステッチ部分はポリエステル製のものが多いので染まらないで残る場合が多いですが、
刺繍は刺繍糸が綿素材の場合が多いので、その場合は染まってしまいます。
今回のお洋服の刺繍も、もしかしたら多少染まっている可能性がありますが、
色が薄くてわからない位という事も考えられますね。
染まってほしくない刺繍がある場合はご注意下さい!
こんにちは。
本日はナイロンジャケットの染色についてご紹介致します。
染めたお洋服はこちら。
表地がナイロン100%、裏地がポリエステル100%です。
一見しっかりと黒い状態のように見えますが…
袖の辺りが陽に焼けて退色し、他の部分に比べると赤茶けたようになってしまっていました。
こちらを、ダイロンマルチ 08 Ebony Blackを使用して染めます。
ジャケットの重さは435g。通常だと4袋を使用する計算となりますが、
ナイロンは綿素材に比べて染まりが悪いので、5袋使う事にしました。
また、黒が退色して赤っぽくなった場合、単に黒く染めるよりも
緑〜青緑系の色を混ぜるとより黒くなる場合があります。
今回は08 Ebony Blackを5袋に、26 Jungle Greenを1袋混ぜてみる事にしました。
染め上がりは…
前面と背面はぱっと見以前とそこまで大差ありません。
日焼けが特に気になっていた袖部分は、大分赤みがカバー出来、
光にあたっても殆ど気にならなくなりました。
染料は光や紫外線には弱いので、また徐々に色褪せは発生してしまいます。
染めた後はなるべく日陰干しにして頂くと、色が長持ちしますよ。
また、ナイロンなど染まりが悪い素材の場合は
染色時のお湯の温度を80℃に保つように軽く熱しながら染めると
色の入りが良くなる場合があります。
ぐつぐつと煮立てる必要はありませんが、なかなか色が入らない場合は
一度お試しになってみてください。