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- 2021.10.04 Monday
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誠に勝手ながら、ダイロンカラーセンターは
12月28日(木)〜1月8日(月)まで冬期休業とさせて頂きます。
休業期間中のネットでのご注文・メールでの問い合わせは
1月9日(火)からの対応となります。
大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
ブログをご覧の皆様こんにちは。
前回のブログで2017年の色のお話をしましたが、
今回はきたる2018年の色についてご紹介します。
jafca(日本流行色協会)にて選ばれた2018年の色は、
ヴィジョナリーミントと呼ばれる爽やかなミントグリーンです。
ヴィジョナリーとは「将来を見通した、想像力のある」という意味があるそうで、
明るく爽やかな気持ちで進んでいきたいという思いから
選定されたようですよ。
・将来を見通した、想像力のある、独創的
・爽やか、軽さ、透明感
・きれいな空気と水
以上の3つがキーワードだそうです。
2018年はヴィジョナリーミントのカラーのように、
爽やかに生きて行きたいですね。
というわけで、ダイロンマルチを使って
ヴィジョナリーミントに近い色を出せないか試してみました。
ダイロンマルチ 18 Madonna Blue , 25 Emelard , 33 King fisherを
少量ずつ混ぜ、浸ける時間を短く調整して薄く染めてみました。
左側がブルーを多めに、右側はグリーンを多めにして少し色に変化をつけて
グラデーションになっています。
見ているだけで明るい気分になれるような色です!
ぜひ皆様も2018年はヴィジョナリーミントのカラーを取り入れてみて下さいね。
ブログをご覧の皆様こんにちは。
今年も気づけば残す所2週間ちょっととなってしまいました。
2017年を表す漢字も発表されましたが、
その年を表す色がある事をご存知でしょうか?
一年を象徴する色は、JAFCA(一般社団法人日本流行色協会)から選定されています。
2017年の色は『リーディングレッド』だそうです。
鮮やかな赤色ですが、この色が選ばれた理由としては
・殻を破る、考えを表明する
・華やかさ、楽しさ
・人間らしさ
以上の3つがキーワードとなっているそうですよ。
ダイロンの染料で、リーディングレッドに近い色としては
プレミアムダイ 36 Tulip Redやマルチ 44 Ceriseでしょうか、
どちらも、赤色に少しピンクが混ざったようなビビッドな赤です。
さて、2018年の色はというと、『ビジョナリーミント』だそうです。
淡い爽やかなミントグリーンです。
次回のブログで、ビジョナリーミントを
ダイロンマルチで作って染めてみたいと思います。
ブログをご覧の皆様こんにちは。
12月になり、寒さも厳しくなって参りました。
冬になると、ニットを染色したい方が多くなります。
今回は、染められない素材とウールの混紡ニットを
染めるとどうなるのか、ご紹介致します。
今回染めるのはこちらのオフホワイトのカーディガンです。
素材はアクリル80%,ウール17%,ポリエステル3%でした。
ダイロンプレミアムダイ・マルチはアクリルやポリエステルを染める事が出来ません。
染められる素材との混紡の場合は、その割合の分だけ染まるため
薄い染め上がりになったり。霜降りのお肉の様な仕上がりになります。
こちらを黒で染めてみる事にしました。
ウールの割合分染まる筈なので、グレーに染める事が狙いです。
カーディガンの重さが253gだったので、染料やお湯を以下の量用意しました。
・ダイロンマルチ 08 Ebony Black ×3袋
・お湯 500㎖+6ℓ
・お酢 350㎖
通常、250gの重さの衣類で素材が綿や麻あれば
ダイロンマルチ 08 Ebony Blackは2袋でも良いのですが、
今回は染まらない素材との混紡である事と、
綿や麻に比べると染まりが悪いウールのため少し染料を多めに使う事にします。
また、ウールやシルクなどの動物性繊維を染める場合は、
染める際にお塩ではなくお酢を使うようにしてください。
お塩で染めると、風合いが変わったり、ばりばりになってしまう事がございます。
まず、カーディガンを中性洗剤で洗います。
ウールやシルクは急な温度変化により縮みが発生しやすいため、
濯ぐ際にぬるま湯(20-30℃)➡中温(40-50℃)➡高温(70-80℃)の順で濯ぎ、
お湯に慣らしてあげます。
染料3袋を80℃500㎖のお湯で溶かしたものと、
350㎖のお酢を6ℓのお湯に溶かしたものをよく混ぜ合わせ、洋服を浸けていきます。
最初の20分はトングや菜箸などを使って念入りに混ぜながら染め、
残りの20分も放置せずこまめに混ぜます。
染色中はこの通り黒くなったように見えますが…
表面に色が乗っているだけなため、濯ぐとこのようにグレーになります。
よく濯いだ後に日陰干しをして完成です。
このように、きれいにグレーに染める事ができました。
金のラメ糸が織り込んである素材でしたが、その部分は染まりませんでした。
予想していたより染まりましたが、染料を増やしたり重ね染めをしても
濃く黒く染める事は難しいと思われます。
また、明るい色に関してはこれ以上に色がつかない事も考えられます。
染色前・後で縮みは特に発生しませんでしたが、
洗濯表示に水洗い禁止の表示がある場合は染色をお勧めできませんのでご注意ください。
以上、混紡のニットの染色についてご紹介させて頂きました。
まったく染まらないという訳ではないので、
少し印象を変えたい混紡のニットがあれば染色してみても良いですね!
皆様もぜひお試しください!