色を染め替えてグレーにできる?

こんにちは、ダイロンです。

天気の悪い日が続いていますね。

寒さも厳しくなってきたので、風邪には気を付けて下さい。

 

さて、今回は混色についてご紹介致します。

基本的に染色は元の色がある場合、その色と染める染料の色が混ざった色に染まります。

色の混ざり方は絵の具と同じで、黄色と青が混ざれば緑色に、赤と青が混ざれば紫に…

そして赤(マゼンタ)・黄(イエロー)・青(シアン)を同じ量で混ぜると

黒くなる、というものです。減法混色と言います。

↑なので、例えば元の色が青系の服を緑系にしたい!という場合は、

黄色系の色で染めて頂くと、近い色にする事が可能です。
 

↑ただし、元の色が濃い青の場合は、黄色で染めても色が青に負けてしまうので、

綺麗に緑色にするは難しい場合もございます。

染色では、濃い色からそれよりも薄い色・明るい色に変える事は

出来ませんので、ご注意下さい。

 

↑緑色の服を紺色にしたい!というお問い合わせもしばしば頂きます。

この場合も、色が混ざってしまうため綺麗な紺色にする事は出来ず、

青緑系の色になります。

 

赤系は橙や紫系、黄系は橙や緑系、青系は紫や緑系に近づける事は可能です。

 

混色については、以下の記事でもご紹介しておりますのでご覧になってみて下さい!

http://dylon.jugem.jp/?eid=237

 

さて、染め替えでよくあるお問い合わせが

「派手な色の服を落ち着いた色味にしたい」というものです。

昔着ていた服の色が鮮やか過ぎて…という事でご相談を頂きます。

単純に黒で染める、という事も勿論可能ですが、真っ黒にはならず

元の色味をうっすら感じるような黒になりますのでご注意下さい。

 

その中でたまに頂くのが、「グレーにしたい」というご相談です。

グレーは無彩色ですので、色味があるものを無彩色(色味の無い色)にするには

補色(対の色)を混ぜるという方法があります。

染色でも同じ事が可能なのか、今回はこちらのTシャツでチャレンジしてみました。

プレミアムダイ29 フラミンゴピンクで染色した、鮮やかなピンク色のシャツです。

理論的には、補色である緑を掛け合わせればグレーになる筈…?!

という事で、マルチ 25 Emerald、26 Jungle Green、34 Olive Greenを

調合して緑色の染料を作り染めてみたところ…

このような染め上がりになりました。

写真だとかなりグレーに見えますが、

実物はもうすこし茶色っぽい色味を感じる染め上がりになっています。

完全なグレーにする事はかなり難しそうですが、

グレーっぽくなればOKという場合でしたら及第点でしょうか。

 

色選びや混色が難しいため、あまりお勧めしていませんが、

どうしてもグレーっぽくしたい!というお洋服があれば

チャレンジしてみても良いかもしれません。

元の色の補色が解らない場合は、色相環で調べてみて下さい。

輪っかの反対側にある色が補色です。

 

素材によっても色の出方が変わってくるため、

狙いの色にするのは根気も必要になりますが、

それも含めて楽しんで頂ければ幸いです。


スポンサーサイト

  • 2019.12.05 Thursday
  • -
  • 15:28
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

PR