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- 2021.10.04 Monday
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JUGEMテーマ:DIY
今回は染め直しについてご説明させていただきます。
近頃よく頂くお問い合わせに
『ピンクからベージュに染めたい』『赤から黄緑に染めたい』
というご質問がございますが、
染色は元の生地のお色が影響するため
元の色より明るい色・薄い色に染めたり、
まったく別の色味に変えることはできません。
色は重ねるごとに暗くなっていき、最終的には黒に近づきます。
そのため元の生地より明るい色にすることは出来ず、
別の色味に変えることも難しいのです。
染色は油彩のように上から色を塗りつぶしているのではなく、
色のついたフィルムを重ねているという風に
イメージしていただけると解りやすくなるかと思われます
色の掛け合わせについては以前のブログも参考にしてみてください!
http://dylon.jugem.jp/?eid=237
※染めるものの素材や厚みなどによっても
染め上がりの色は変わって参ります。
目安としてお考えくださいませ。
また、『漂白してから染めれば元の色が抜けて
狙った色に染めやすくなるのでは?』と思われるかもしれませんが、
漂白してしまうと繊維に傷がつき、染色時に色ムラが起きる原因になるため
染色前の漂白剤の使用は推奨しておりませんのでご注意ください。
今回のダイロンブログはお問い合わせの多い質問にお答えします。
Q,お湯の温度がだんだん冷めてしまうけど大丈夫ですか?
A,大丈夫です。
用意したお湯の温度がマルチは70℃〜80℃、プレミアムダイは約40℃ならば冷めても問題ありません。
また再加熱の必要もありません。
ただし、ウイッグや樹脂パールなど染めたい場合は弱火で加熱しながら染色するとしっかり色が入ります。
Q,長く浸け置けば濃く染まりますか?
A,残念ながら濃く染まることはありません。所定の時間を守ってください。
所定の時間より長く浸け置きますと、色ムラ等の原因になります。
濃く染めたい場合は、染料の量を増やすか、再度染色される事をお勧めします。
染めるときのポイントは、染液の中でもみ洗いするようにしっかり混ぜる事です!
それでは、よい週末を!